くわしく見てみよう!ゲームの開発の裏側

ゲーム開発の流れと関わる人たち

ゲーム開発には沢山の人と予算と時間がかかります。特に最近の実写と見まごうほどの映像や何十時間にも及ぶゲームプレイ、昔よりも大規模になり、何十人、何百人もの人々が関わるビッグプロジェクトも珍しくありません。
一般的なゲーム開発の流れは、まず企画です。おおまかなストーリー、どんなジャンルのゲームか、キャラクターはリアルかアニメっぽくか、そんなところをまとめてプレゼンテーションし、企画が通れば開発始動です。この時にタイトルもいくつか候補が挙がるのですが、どうしても続編物の方が売れやすいため、無理やりその会社の人気シリーズ扱いにされることも珍しくありません。
開発はグラフィック、サウンド、プログラムと平行して進んでいきます。グラフィックやサウンドはその業界で有名な人にお願いすることも多いですね。その頃プログラムはデータが無いので箱や球など仮のグラフィックを使ってゲームの動作を組み立てていきます。
ただ、紙面で考えたゲームシステムが実際に形になると思ったほど面白くない。そんなことはしょっちゅうで、どんどん仕様やシステムに手が入ります。最悪なのは作り直しや開発中止なんてことも。

新しいゲーム開発の形

作っては壊しの繰り返しで、時には妥協しつつゲームの開発はおこなわれてきました。しかし、そんなゲーム開発にも新しい波が訪れました。
一部の大手メーカーなどでは以前から使われていましたが、「ゲームエンジン」と呼ばれるゲーム開発環境が普及しはじめたのです。
ゲームエンジンは、グラフィック、サウンドデータの読み込みやコントローラー操作に画面表示などのゲームに共通の機能があらかじめ組み込まれており、開発者は一から作ることなくゲームのストーリーなどに専念できるため作業効率を高めてくれます。
昔はゲーム機の性能が低かったため、ゲームエンジンを使うのが難しかったのですが、現在ではスマートフォン向けのものもあり、異なるOSで動作するゲームなどは大抵ゲームエンジンで作られています。
これによってプログラマ以外のクリエイターも自分の作業をゲームエンジン上でリアルタイムに確認しながら調整などできるようになり、ゲームの表現力もまだまだ高まっていくことでしょう。